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比叡山探鳥会

 このシーンは当日のハイライト、みんなでアオゲラを見ている。と、左頭上でアオバトが鳴き出した、あまりにも近くて耳を疑うほど、騒いでいると「あの木でなにか動いてる」キバシリの幼鳥であった。ヤブサメの地鳴きも聴こえる。それらに遠くのキビタキやクロツグミの囀りが重なっている。

    ネムノキ Albizia julibrissin Durazz. マメ科 ネムノキ属
      分布: 東北地方以南で生育する落葉高木。
      種名は夜になると葉を閉じるので「ねむる」に由来。

 梅雨はどうしたんだろう、薄曇りだけど蒸し暑い、ケーブルの山上駅に着くと少し清涼感がただよう、緑濃い草木を楽しみながら歩きだす、この時期たしかにカラ類らしいのになんか違うなって感じの鳴き声によく出くわす、子供たちである。最初に見たシジュウカラも雛でした。後でであったオオルリも幼鳥だった。そこここでヒガラの声がするけど見つけられない、やがて旧スキー場跡、梢のウグイスをじっくりと観察、休止してるリフトあたりにはサルの母子集団が展開していた、私たちのメンバーにはうかつに騒ぐような人もいないし緊迫感もなく行き違う、しっかりとお母さんに取り付いている子供、なんとも健気である。とにかく野生動物に出逢うのは楽しい。
 ひょっとしてと思って浄土院へ寄ってみた、沙羅双樹(ナツツバキ)はまだ開花していなかった。西塔駐車場を経て昼食地、ウグイスの声が気持ちいい、ここでもキバシリが鳴いていた。「鎮護国家」と書かれた石碑のところで滋賀支部の人とお別れしてのんびりと帰路につく、解散地の「ケーブル比叡」駅ちかくまで来た時、雨が降り出した。 比叡山探鳥会 (7月6日)

ニホンザル Macaca fuscata Japanese Macaque
哺乳綱霊長目オナガザル科マカク属 日本固有種。
特徴: 顔や尻が赤い、ヒト以外の霊長類で最も高緯度に生息(北限のサル)。
亜種: Macaca fuscata fuscata (Blyth, 1875) ホンドザル – 本州、四国、九州。
   Macaca fuscata yakui (Kuroda, 1941) ヤクシマザル 屋久島固有亜種。
 

     (総ての写真は画面をクリックすると大きくなります)

●見聞きした鳥
ハチクマ、トビ、キジバト、アオバト、ホトトギス、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、カワガラス、クロツグミ、ヤブサメ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、キバシリ、メジロ、ホオジロ、イカル、スズメ、カケス、ハシブトガラス 26種

    ヤマボウシ Benthamidia japonica ミズキ科 ヤマボウシ属
      分布: 本州、九州 (朝鮮、中国) 落葉亜高木。

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