メニュー 閉じる

妙高高原バスツアー探鳥会

 妙高高原は晴天でした!

 20日(金)、昼前から降りだした雨が次第に強くなる夜、重い気分でJR嵯峨駅に向かいました。昨日甲信越地方も遂に入梅の報道‥。八条口には既に3~4人が待ってはります、情けない気持ちをあおるように、長靴姿も数人現れて「雨ですね」皆さん不安な表情です。「大丈夫!晴れますョ」空々しく力説する私、皆さん空耳の様子ありあり。かくして横殴りの雨を浴びながらバスは出発しました。

    (総ての写真は画面をクリックすると大きくなります)

 さて翌朝、志賀高原ツアーの再現です。黒姫野尻湖PAで雨が止み、妙高高原笹ヶ峰に入ると稜線クッキリ、乙見湖到着の午前5時ごろには青空の急変!残雪の妙高火打山連峰が陽を浴びて輝いてるじゃありませんか、バスから降りるとコマドリが囀ってましたが誰も探さない、「ウワー綺麗な山!」「凄っごい青空!」などと皆さん風景にウットリ。

 湖畔の芝生で朝食、乙見湖畔探鳥後、いざ夢見平遊歩道探鳥です。ここへ向かうには100段ほどの石段を登りますが、この途中振り返ると、これまた絶景、湖面に残雪の山並が映っているのです。(写真)アカショウビン(声)に迎えられた遊歩道は4時間のフルコースを探鳥、コルリやキビタキなどの小鳥類、ハチクマやノスリを堪能。ブナの巨木林、ミズナラの多数の巨木、ハルニレの巨木には絶句。午後は一同お疲れの様子なので、県民の森をパス、清水ヶ池をさらっと流してイモリ池で休憩、ソフトクリームタイムとなってました。

アカショウビン(水恋鳥) Halcyon coromanda
Ruddy Kingfisher ブッポウソウ目カワセミ科
亜種: アカショウビン H. c. major、リュウキュウアカショウビン H. c. bangsi
異名: なんばんちよう(青森)、あかどり(富山)、きよろろん(秋田)、とうからししやうびん(埼玉)、ひどり(長野)、あかかわせみ(大阪)、ひくいむし(御蔵島)、きんぎよどり(鹿児島)
L27 W40

 22日(日)は戸隠です、駐車場は4~5台でがらがら、シーズンオフ状態のうえ野鳥の声も無い静けさ、バスのナンバープレートを不審そうに確かめる人を横目に探鳥開始、木道にアカハラの巣立ち雛やミソサザイの歓迎を受けながら進むと何枚かの張り紙が目に付いた「立ち止まらないで下さい」とある。少し離れた所に監視されてる人が居られ、望遠鏡で見せて貰う、アカショウビン様ではゴザンセンか!一同、目が点!大満足で戻りかけるとオオアカゲラが出現!参加者全員感涙のツアーでありました。
妙高高原バスツアー探鳥会(6月20日~22日) Y.M wrote

●見聞きした鳥
カイツブリ、コサギ、アオサギ、カルガモ、キンクロハジロ、ハチクマ、トビ、ノスリ、キジ、キジバト、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、アマツバメ、アカショウビン、アオゲラ、アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、コマドリ、コルリ、トラツグミ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、オオヨシキリ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、サメビタキ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、メジロ、ホオジロ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、イカル、ニュウナイスズメ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 60種

●観察したその他の生物
ニホンザル、ホンドリス、モリアオガ//エル交尾と卵槐、クロサンショウウオ卵槐、アサギマダラ3頭、エゾハルゼミなど。

        次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

カテゴリーの最近の記事

2件のコメント

  1. akasyoubin

    Unknown
    初めてバスツアーに参加させていただき、本当に充実した二日間で、楽しかったです。それに最後の日にアカショウビン(私でありません)に会えるなんて最高です。担当者の皆様有難うございます。

  2. cuckoo

    Unknown
    ほんとラッキーでしたね、アカショウビンに引きつけられたのでしょうか、何の迷いも無く足の向くまま歩いただけでした。どっちにしても、皆さんの勢いは相変わらず凄いですねェ、雨を晴れに変えたり、60種もの鳥を呼び寄せたり、戸隠を貸切状態にできるパワーには毎回脱帽です。

コメントは受け付けていません。