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ケアシノスリ

 巨椋新春探鳥会でケアシノスリが出ました。その後 にわかに巨椋はにぎやかになり、先日見に行ったところ、カメラを構えた人が 沢山来てました。源内の葭原です。ところが、木に止まったケアシが動かないのでしびれを切らせた人がバイクでケアシを 追い出しにかかったのです。カメラマンは驚いて飛び立つケアシを撮るのです。あまりの事に居たたまれなくなり、私はその場を去ったのですが、黙って立ち退いた事が悔やまれて仕方ありませんでした。
 翌日、弱ったケアシがいるからと電話をもらったのでダンボールと保温の用意を持って保護しようと行きました。一度は捕まえたのですが、ダンボールに入れる時に逃げてしまって、その後見守りましたが、翌朝は見当たりませんでした。持ち直ってくれてたらいいけど・・ そう思いながら帰りましたが、更に翌日、遺体が見つかったのです。
 今思うと、バイクで追い出された時にはすでに弱っていた可能性もあって、今更ながら かわいそうなことだった、と心痛いです。そして、その事に抗議できなかった自分が情けなく自己嫌悪に陥ってます。遠路渡ってきたケアシが滞在できる環境もなく、弱った体をバシバシ写真撮られ。そのストレスもあったに違いありません。田んぼの人と車で押し寄せる人とのトラブルも絶えません。農道は田んぼの人のものです。
そして鳥は、単なる被写体ではありません。T.T wrote

      (写真は会員の方からご提供いただきました)

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4件のコメント

  1. ルート

    Unknown
    こんばんは! 写真が撮りたいがために我侭し放題、人の土地に勝手に入ったり、車を通行の妨げになる場所に置いたり、その現場を見たら注意したり、警察を呼んで対応してもらったほうが良いと思います。誰かが言わないと結局野放しになって犠牲になるのは地元の方と鳥達です。絶滅危惧種の絶滅の因果関係に野鳥カメラマン脅威と書いてあります。バイクで飛び立たそうなんて私がいたら警察に連絡した後に、注意します。相手が開き直った頃に警察登場になります。それからバイクで追い立てた時の写真、ビデオ等で記録しておくと良いと思います。相手がやっていないと嘘を言ったときに使える証拠になります。まだやっているのではないですか?第二の犠牲が出る前に仲間と協力して野鳥を守って下さい。皆さんでモラルを守らなければ注意されるという状況をつくりましょう。もちろん私もモラルを守れない人たちには積極的に注意していきます。

  2. T.T

    Unknown
    力強いコメントありがと! 迷惑駐車はすぐに交通課へ連絡するつもりです。その後 チラシを作ってたまに見回りに行ってますが、最近は鳥が居なくなったせいかあまり人が居ません。

  3. yurikamome0403

    Unknown
    このお話を読んで涙が出ました。
    ケアシノスリの写真に思わず手を合わせていました。
    写真を撮りたいがためにバイクで驚かすような行為は信じがたいです。
    被写体である前に相手は生き物、
    対象への愛情があってこそ、いい写真も生まれる筈ではないでしょうか。

  4. T.T

    Unknown
    ケアシをひろげて写真撮ったあと閉じて思わず抱きしめました・・軽く小さくなってました。

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