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植物園で生まれた野鳥の雛と梅雨の花に出会おう

京都府立植物園探鳥会 6月26日

 雲の間から時折強い日差しが漏れる朝の植物園北山門前。平日にも関わらず多くの参加者を迎え、お試し入会者もありました。
「この時期は見聞きできる鳥の種類は少ないので、植物に注目して歩きます。ただ出現する鳥は子育ての真っ最中なので、幼鳥が見られるかもしれません」と野鳥担当のFリーダーの説明を聞いてワイルドガーデンからスタート。

 今日は、植物担当のOリーダーの解説で野鳥の好む実のなる木に注目して歩きます。早速Oリーダーが「ミニバタフライガーデン」を案内。蝶の食草や蜜源植物を植え、蝶を呼ぶエリアです。するとムラサキカタバミの花のところでヤマトシジミを確認。

 植物生態園に入り、秋冬に鳥の集まる木の説明を聞きながら歩きます。林の中では木陰を伝うので直射日光は避けられます。トビの営巣木の下を通ると虫のような声。幼鳥の声だそうだ。

 またスズメやシジュウカラの幼鳥も見かけました。他にはニホンミツバチの巣を見て、今が見頃のアジサイ園に到着。色とりどりのアジサイを見た後、丸太のベンチが並ぶ木陰で鳥合わせをしました。

 結果、幼鳥を見聞きした8種を含め、19種を確認し解散。北山門へ戻る途中、竹笹園でキヌガサタケを見て帰りました(J)。

●見聞きした鳥
カルガモ、キジバト、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ドバト
計19種

 

 

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