初夏の大江町探鳥会 4月29日
大江町探鳥会は2022年から毎年2月とGWに開催をしていますが、2月開催回は雨天で2度中止になっているため今回が実質4度目です。ここでは過去開催回に渡り途中の珍鳥が目撃されたことがあるため今回も期待してしまいます。
ツバメ類やヒバリが舞い飛ぶ田園地を抜けて出た由良川では、この時期の定番のオオヨシキリのさえずりがよく聞こえます。どこで鳴いているのか、なかなか見つけられませんでしたが全員で探してようやくヌルデの枝で鳴くオオヨシキリを見ることができました。
由良川のカモはコガモとカルガモのみとなり寂しくなった代わりに、河川敷でキジ、ウグイス、ホオジロなどがよく鳴いてにぎやかです。波美地区の由良川河畔にあるサギのコロニーは今年も健在ですが、あまり目立ってないので規模が縮小したようです。
コース終盤では久しぶりにヤマセミが登場し、他にカワセミやムクドリ、カワラヒワ、イカルなども見られました。今回、旅鳥は記録されませんでしたが、この探鳥会では毎回30種以上の野鳥が見られてとても鳥相豊かな探鳥地だと思います。(W)
●見聞きした鳥
キジ8、カルガモ10、コガモ3、カイツブリ3、キジバト2、カワウ5、アオサギ5、ダイサギ6、トビ5、カワセミ2、ヤマセミ1、モズ3、ハシボソガラス5、シジュウカラ2、ヒバリ7、ツバメ7、コシアカツバメ20、ヒヨドリ8、ウグイス8、オオヨシキリ6、ムクドリ(数不明)、イソヒヨドリ1、スズメ(数不明)、キセキレイ1、ハクセキレイ5、セグロセキレイ5、カワラヒワ10、イカル2、ホオジロ5、ドバト5
計30種