京都支部では、野鳥誌『そんぐぽすと』を隔月で会員に無料配布しています。その244号(10月~11月号)が発行されました。
今号の特集は「天変地異と鳥」。地震や津波、火山噴火、台風、洪水などが鳥に及ぼす影響や、鳥の予知能力についてさまざまな事例を紹介しています。
また、ロシアのウクライナ侵攻による物理的なダメージだけでなく、ロシアの宇宙機関に依存していた発信器による移動情報が入手できなくなったり、シベリアから渡ってくるヘラシギが保護ができなくなるなど野鳥への影響を解説した「プーチンとヘラシギ」も掲載しました。
さらに今号から「日本野鳥の会を支えた文化人」シリーズがスタートしました。第1回は「京都の画家」。石崎光瑤(こうよう)、堂本印象、上村松篁(しょうこう)の3人が、本会の賛助会員や会員として画壇で活躍していたことを紹介しました。
このほか、会員による「小笠原諸島ツアー」の報告、府立植物園での野鳥生息調査の報告など盛りだくさんの記事を掲載しています。