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川の鳥と空の猛禽

宇治探鳥会 3月4日

 前日の下見では確認できなかったレンジャクが出てくれればいいのにな~と思いながら本番を迎えました。

 宇治橋下流の中州ポイントでは、河川敷の樹木が伐採されたにもかかわらず、カモ類やサギ類などの水鳥に加えてツグミ、ホオジロ、カワラヒワ、オオジュリン、カシラダカなどの小鳥が多く、見るのに大忙し。参加者が撮影した写真の中にはハチジョウツグミも混じっていました。

 その後上流に向かい、吊橋を渡った右岸では鳥が現れず、まるで歩こう会。河畔林が途切れるところでカラ類の混群が登場し、ようやく探鳥会に戻りました。
 帰路、ヤドリギが付いた木を探すもののレンジャクの姿はありません。解散場所にヤドリギがたくさん着床したエノキがあるので、「レンジャクを待ちながら鳥合せをしましょう」と参加者をなぐさめました。

 その鳥合せが終わった途端、そのエノキから宇治川に1羽の鳥が水を飲みに降りました。双眼鏡で確認すると、尾羽の先が黄色い。キレンジャクです! なぐさめの言葉が本当になって担当者もビックリ。全員でじっくり観察しました。

 解散後にそのエノキが見えるお店で昼食をとった会員によると、ヒレンジャクが十数羽やってきたそうです。(K.S.)

 

●見聞きした鳥 オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、キレンジャク、ムクドリ、シロハラ、ツグミ(ハチジョウツグミ)、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン
計44種+ソウシチョウ

 

 

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