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涼しい室内で南国の鳥を見る

室内例会 8月2日

 熱中症警戒アラートこそ発令されなかったものの37℃超えの猛暑の中、支部事務所には想定外の19名が参集。昨年3月と今年4月に奄美大島を訪れ、野鳥をはじめさまざまな固有の生物を観察されたKさんに、たくさんの写真とともに現地の状況を紹介していただきました。

 まず、ハブの被害を防ぐために導入されたマングースがアマミノクロウサギなどを捕食するため、1993年以降は逆にマングースを駆除することになり、2024年9月に根絶が成功。その結果、アマミノクロウサギなどの数が増え、以前は発見が難しかった種類が、現在はあちこちで見られるようになったそうです。

 Kさんは鳥はもちろん、野生ラン、スミレなどの植物から昆虫類、両生類、は虫類、ほ乳類と守備範囲が広いので、スクリーンには次々に珍しい生物が映し出されます。

 そして、お待ちかねの野鳥コーナーではアカヒゲ、アマミヤマシギ、ルリカケスなどの固有種が登場。みなさんせん望のまなざしを向けていました。

 最後にSさんが奄美大島の野鳥や生物を描き続けた田中一村の作品を紹介し、予定通り2時間の例会が終了しました。

 

 

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