宇治川ツバメ観察会 7月26日
恒例のツバメねぐら入り観察会の1回目でこの日は会員のみを対象。
近鉄向島駅には18名が集まりましたが、ツバメのねぐら入りを見るのが初めてという方が多かったようです。例年より集合を30分遅らせたことと、雲が多い空模様だったので暑さはすこしましでした。
宇治川堤防に向かう途中で、電線にとまるムクドリの群れの中に1羽だけコムクドリ♂が混じっているのを発見。コムクドリを初めて見る人も多かったようで、思いがけないごほう美となりました。
宇治川の堤防に上り、いつもの鉄塔の前に到着すると鉄塔にはすでにハヤブサが待機中。さらに遠くの鉄塔にも何か大きな鳥が止まっていましたが、そちらはミサゴでした。
到着して間もなくツバメが飛び始め、無数のツバメが頭上で乱舞するようになってくると、いつのまにか鉄塔のハヤブサの姿が消えました。しばらくすると何かを捕らえて戻ってきて食事中の様子。そのあとも短時間の間に立て続けに3回狩りを成功させました。
薄暗い時刻になっても効率的に狩りを行うところに驚きましたが、一方で野生の厳しさも垣間見えました。足下が暗くなってきたところで解散、帰路につきました。
●見聞きした鳥
キジバト、アオサギ、ダイサギ、ミサゴ、ハヤブサ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、ドバト(カワラバト)
計16種
番外アブラコウモリ