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里山の冬鳥

笠置鳥獣保護区探鳥会 3月27日

 青空ののぞくJR笠置駅前、南北朝動乱の先駆けとなった鎌倉幕府軍と後醍醐天皇率いる笠置山籠城軍との戦のモニュメント前で朝の挨拶。今日はお父さん、お母さんに連れられた小学生が5組参加。駅前は若やいだ活発な空気がみなぎる。担当者の紹介、そしてコースの説明では天候が悪くなれば変更もあると話して出発。

 国道に出て、郵便局前から見上げるとアオサギの営巣林があり、親鳥が産卵の準備をしているのか木の枝を運ぶ様子も。車道を登る途中、サシバの声(ピッ・クィー)が聞こえたらしい。木々の間から姿も見られた。サシバの春の渡りが始まっている。早咲きの桜が見られ、ウソの声も聞こえたそうだ。

 急な階段を頑張って登ると笠置寺に着く。

 トイレ休憩の後、行場めぐりコースを進むが「胎内くぐり」から先は通行止めになっていた。引き返して笠置山行在所跡(標高288m)に登る。
照葉樹に覆われた薄暗い林ではメジロ、ヤマガラが飛び回っていた。トイレのある駐車場に下る途中、また上空にサシバの姿。こちらは通過か。11:55駐車場に到着、昼食にする。

 途中、パラっと雨が落ちただけで町なかに戻り、打滝川を渡る。ここではイソヒヨドリ、ジョウビタキ、アオジと次々小鳥が出てくれた。そして、近くの電柱のてっぺんにチョウゲンボウが止まり、みんな大歓声。

 白砂川に向かう途中でもサシバが通過、ルリビタキ、キジも鳴いていた。14:50、JR笠置駅に帰着。鳥合わせを行い、38種を確認し解散した(J)。

●見聞きした鳥
キジ、カルガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、トビ、サシバ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ウソ、イカル、ホオジロ、アオジ、コジュケイ
計38種

 

 

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