京都支部では、野鳥情報を満載した雑誌『そんぐぽすと』を隔月で会員に無料配布しています。その253号(4月~5月号)を発行しました。
今号の特集は「羽の用と美」。鳥類特有の飛翔能力は、羽のどのような動きで発揮されるのか? そして、鳥を寒さから守る断熱性や撥水性はどのような仕組みによるのか? さらに、羽による消音や発音などの機能に加えて、私たちが「美しい」と感動する羽の色や形についても言及。付録として「拾った羽根の識別講座・入門編」も掲載しました。
また、昨年4月に「障害者差別解消法」が改正・施行されたことに関連して、障害者を探鳥会に受け入れている当支部のさまざまな事例を報告しました。
これまで、鳥やバードウォッチャーが主人公の小説を「BORD NOVELS」として連載してきましたが、その漫画版を紹介する「BIRD COMICS」をスタート。第1回目は、1984年~1986年に『少年チャンピオン』で連載された『ウッド・ノート』を取り上げました。40年も前にバードウォッチャーを主人公にした漫画が読まれていたのです。
そのほか、改定された「鳥類目録第8版」、バードウォッチングの負の側面にスポットを当てたThe Dark Side of Bird Watching」など、多彩な記事を掲載しました。