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植物園の冬鳥は?

府立植物園平日探鳥会 12月23日

 朝から時雨模様の植物園北山門前、探鳥会を開始する頃には日差しが出てきた。朝の挨拶の後、Fリーダーから「植物園での鳥類調査によると、1年の中でも出現種数の少ない時期ですが、冬越しをする鳥が好む木の実などをOリーダーに解説してもらいながら歩きましょう」との説明があり出発。

 北山門の建物の屋根にイソヒヨドリ雄が止まって私たちを迎えてくれた。シマモミ、ケヤキ、カツラ、アキニレと、冬を越す小鳥たちの餌となる種子の説明を聞いていると、ジョウビタキの雄が近くの枝に止まる。その後、別の地点でも何度も現れ、今日はジョウビタキday。

 植物生態園の小道に入ると通路にアオジの姿。東屋の前で小休止すると、目の前のハゼノキにコゲラ2が飛来、実を食べ始めた。またアジサイ園のフウノキの木の実は、アトリがよく来て食べるとのこと。
「声はするが、姿が見えないイカルを探しましょう」とFリーダー。大芝生地に向かう途中、通路の脇にシロハラの姿。クスノキの下の地面に降りてしきりに何か食べている様子。「クスノキの実は油脂分が多く、鳥たちの好物」とのOリーダーの説明がある。
 イカルの群れを見た後、「森のカフェ」前で鳥合わせとなり、出現鳥23種を確認し解散した(J)。

●見聞きした鳥
キジバト、アオバト、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、アオジ、ドバト
計23種

 

 

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