北嵯峨平日探鳥会 12月19日
集合時点では昨夜からの雨が残っていたものの、大覚寺に入る頃には上がった。
大沢の池ではオカヨシガモがオオバンに負けじと盛んに潜って採餌している。この池ではオカヨシガモがよく潜る。
鯉揚げで広沢の池が干潟になっているせいか、この時期は普段入らない水鳥がこの池に出現する。池の中央で背眠する白っぽい個体はカンムリカイツブリ、盛んに潜る茶色の帽子を被った小型のカモはミコアイサ、他のカモの間を縫うように美しい姿を見せるのはオシドリ。
雨にも負けず参加してくださった方々は大満足。その他、モズ、イカル、ムクドリなどが名残りの紅葉の上にやってきて、早くも時間が押し気味である。
田園地帯ではジョウビタキ、ホオジロが元気に動き回っている。溜池にハシビロガモが入った。そうこうしているうちにふたたび雨が降り出したので終着点の釣殿へと急ぐ。
干潟になった広沢の池にやってくるイカルチドリやケリなどを観察して、釣殿ひろばで鳥合わせをして解散した。
●見聞きした鳥
オシドリ 3、オカヨシガモ 50、ヒドリガモ 20、ハシビロガモ 8、マガモ 15、カルガモ 15、ミコアイサ 1、ホシハジロ 15、カイツブリ 7、カンムリカイツブリ 1、キジバト 2、カワウ 22、アオサギ 15、ダイサギ 10、コサギ 20、オオバン 40、ケリ 30、イカルチドリ 5、トビ 10、コゲラ 1、モズ 4、ハシボソガラス 5、ハシブトガラス 10、シジュウカラ 3、ヒヨドリ 15、エナガ 3、ムクドリ 20、ジョウビタキ 3、スズメ 10、ハクセキレイ 30、セグロセキレイ 10、カワラヒワ 5、イカル 10、ホオジロ 3、ドバト 100
計35種