京都御苑探鳥会 11月10日
「熱烈歓迎!冬鳥御一行様」をキャッチフレーズにしたものの、下見で確認できた冬鳥はビンズイとジョウビタキが1羽ずつ。「どうなることやら」と迎えた当日、会員、他支部会員、一般を含めて52名もの方が参集されました。中には御苑近くにお住いの両親と子供2人のご家族もいらっしゃいます。ベテラン組と初心者組に分けたところほぼ半数ずつのグループになりました。
出発地点から桂宮邸跡までは鳥の出が悪くてやきもきしましたが、中山邸跡東のモミの木の天辺にモズを発見。初心者組のみなさんにじっくり見ていただきました。「小さな猛禽」に対して、意外にも女児や女性からは「カワイ~」という声が上がりました。
水場の北側では、下見では出なかったアオジが4~5羽とシロハラが1羽出現し、何とかキャッチフレーズらしくなってきました。
ベテラン組はアトリやビンズイ、ジョウビタキのほか、アオゲラをじっくり観察できたそうです。終点の九条池には緑色の藻がたくさん浮いていて、カルガモもマガモもお留守でした。
●見聞きした鳥
キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、アオジ
計25種