室内例会「最後の羽根講座⑤」 8月17日
植田さんによる羽根講座も今回が最終回。9月には膨大な標本が三重県立総合博物館に寄贈されます。最後のテーマは「秋から冬の鳥」。
ツグミは色の個体差が大きい上に、同じ個体でも渡来時と飛去時では色が変わる。オシドリの特徴である通称「銀杏羽根」は三列風切羽根のうちの1枚。
コガモなど水面採餌型のカモには翼鏡があるが、潜水性のカモにはない。などなど羽根コレクターならでは話が次々に披露されます。
参加者13名のほとんどがリピーターで、そんな話をメモしたり、標本と図鑑と見比べながら熱心に勉強していました。植田さん、長い間貴重なコレクションを見せていただき、ありがとうございました。今後は実物を見ることはできませんが、当支部会員サイトの「羽根図鑑」に膨大なコレクションを掲載していますので、そちらでご覧ください。(S)