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サギのコロニー(集団繁殖地)をじっくり

初心者探鳥会in宇治サギコロニー 6月8日

写真は2023年のものです

 京阪宇治駅でコシアカツバメのコロニー、すぐ近くの菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の陵墓でサギのコロニーを観察しようという探鳥会を昨年に続いて開催しました。
 集合地がコシアカツバメのコロニーなので、受付を済ませた参加者はすぐに観察モードになります。毎年、繁殖期が終わると駅の人が巣を撤去し、糞だらけの壁や梁を清掃しますが、春になるとまたコロニーが形成され、今年は37巣。有名な建築家が設計し、駅舎として初めてGマークを取得したユニークな建物で、開口部が多く横が宇治川で鳥は自由に出入りできます。巣材や餌に困らないので駅にとっては災難でしょうが、ツバメにとっては楽園です。

 駅から約200m離れた北側の菟道稚郎子の陵墓ではアオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギなどが集団繁殖しています。調査部の報告ではサギ類の数が最も多かった京都府最大のコロニーです。こちらは宮内庁が管理する立入禁止の森なので、人間の迷惑には直接なっていないようです。参加者にダイサギの亜種や白サギの識別方法などを説明しながら、じっくり観察していただきました。最近は希少種になったゴイサギも成鳥、幼鳥(ホシゴイ)、雛が見られました。
 その後、オオヨシキリのポイントに移動しましたが、残念ながら声のみで姿は確認できませんでした。(S)

 探鳥会の様子は動画でもご覧頂けます。



●見聞きした鳥
マガモ、カルガモ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、トビ、ハシボソガラス、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、ホオジロ
計20種

 

 

次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

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