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平地と異なる環境の鳥を観察しよう

比叡山探鳥会 4月29日

 昨年は大阪支部と合同でしたが、今年は通常どおり単独での開催。あいにくの曇天で、3時頃から小雨という予報だったので、いつものコースをショートカットすることにしました。

 ケーブル比叡駅に登ると、ヒノキの頂きでホオジロが囀っており、初心者の方にもじっくり見聞きしていただきました。浄土院へ向かう途中、昨年と同じ場所にキバシリが出現。すぐ近くにキビタキもチョロチョロしています。先行グループを呼び戻し、ほぼ全員に見ていただきました。

 さらに、昼食タイムの山王院では、直前にリーダーが声で確認したイスカが5~6羽針葉樹の頂きに…。食べかけのオニギリを双眼鏡に持ち替えて、それぞれに観察しました。探鳥会でイスカが記録されるのは何十年ぶりでしょうか。

 予定より1時間ほど早く終点のケーブル坂本駅に着いたので一旦解散し、希望者だけで無動寺へ…。それまで声のみの登場だったオオルリが、広葉樹の枝の間から姿と声を披露してくれました。

 比叡山ならではの鳥を見ていただきたいとの思いから「平地と異なる環境の鳥を観察しよう」をキャッチフレーズに掲げたところ、思惑どおりキバシリが姿を見せてくれた上に想定外のイスカまで登場し、担当者としても大満足の探鳥会となりました。(S)

●見聞きした鳥
キジバト、アオバト、ツツドリ、トビ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、キバシリ、ミソサザイ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、カワラヒワ、イスカ、イカル、ホオジロ
計30種

 

 

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