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冬の海鳥を見てみよう

大阪南港野鳥園探鳥会 2月17日

 昨年は初心者限定としたためか参加者が極端に少なく、今年は通常の探鳥会に変更しました。どんよりとさえない空模様にもかかわらず集合時間には子供さんを含む10名が来られました。 
 受付を済ませればすぐに観察に入れるのがこの探鳥会のいいところで、集合時間前から枯木にじっととまっていたオオタカ若と杭にとまっていたハイタカ成鳥雄を、来た人から順番にゆっくり確認してもらいました。

 開会の挨拶のあと、思い思いに展望塔内に散らばります。下見の時にいた淡水性のカモは見つからず、遠くの水面にいるオオバンと潜水性のカモの群れの中にウミアイサを探します。雄1羽と雌数羽が見つかりましたが、すぐに潜るのでスコープでみていただくことがなかなかできません。 
 この日の時間帯ではまだ潮位が高かったため、期待していたシギ類はイソシギ1羽だけで残念な結果となりました。

 展望塔を出て北展望所まで緑道を歩きますが、小鳥の気配は少なくジョウビタキ、メジロの群れが出たぐらいでした。 
 北展望所でようやく遠くの杭の上にミサゴが出現。魚を食べている最中でしたが獲物が小さく満腹にならなかったのか、すぐに園外に飛んで行ってしまいました。

 昼食後、鳥合わせ中に家族連れの参加者が不明のタカが飛んでいるのを発見、撮影画像を見せていただいたところチュウヒでした。最後に1種増えたところで解散しました。

 

●見聞きした鳥
ホシハジロ、キンクロハジロ、ウミアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイタカ、オオタカ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ
計26種

 

 

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