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師走の里山で冬鳥を楽しむ

北嵯峨平日探鳥会 12月21日

 寒波の襲来でようやく冬鳥たちの姿が見えるようになった。大覚寺の前の庭ではツグミ、シメが地上で採餌し、樹上にはイカルやカワラヒワ。

 大沢池ではオカヨシガモが多数を占めているが、マガモやカルガモ、ホシハジロなども見られる。カイツブリやオオバンが潜水を繰り返している。石橋の陰にカワセミ発見! やはりカワセミは美しい。

 田園地帯のため池にハシビロガモがいて、お約束のぐるぐる採餌。後ろのやぶにゴイサギ(ホシゴイ)の群れが10羽はいた。

 少し押し気味なので御陵には寄らず広沢池へと向かう。途中、ケリ、モズ、セキレイ類、カワセミが出て、上空をミサゴ、オオタカなどが飛ぶ。

 広沢池は「鯉上げ」で水が抜かれて干潟になっており、イカルチドリやサギ類が採餌していた。その上を100羽ほどのハシブトガラスの群れが飛んだが、対岸の木に集団ねぐららしきものができていた。釣殿の広場で鳥合わせをして解散した。(O)

 

●見聞きした鳥
オカヨシガモ60、マガモ25、カルガモ20、ホシハジロ3、ハシビロガモ7、カイツブリ10、キジバト2、カワウ7、ゴイサギ10、アオサギ7、ダイサギ1、コサギ10、オオバン7、ケリ2、イカルチドリ10、タシギ1、ミサゴ1、トビ8、オオタカ1、カワセミ3、モズ4、ハシボソガラス10、ハシブトガラス100、ヒヨドリ15、エナガ20、メジロ2、ムクドリ20、ツグミ4、ジョウビタキ1、スズメ20、キセキレイ2、ハクセキレイ10、セグロセキレイ10、カワラヒワ5、シメ2、イカル1、ドバト38
計37種

 

 

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