(公財)日本野鳥の会ではツバメの巣や生息環境を守ってくださる団体に感謝状をお贈りしています。京都支部では、店頭に営巣したツバメを温かく見守っていただいたセブンイレブン京都大石橋店様に対して、6月14日に感謝状を贈呈しました。
同店では5年ほど前からツバメが飛来して営巣したものの、1年目と2年目はカラスに襲われて巣が壊れたため、ネットで巣を覆ってカラスの侵入を防止。その後は子育てが成功するようになりました。
店頭にヒナの成長過程を手書きのポスターで掲示されたり、フンへの注意を喚起する赤いコーンを設置されたり、愛情あふれる対応をしていただきました。おかげで、今年は3羽が無事に巣立ったとのこと。来店されるお客さまもツバメの成長の楽しみにされていたそうです。
「毎年ツバメをわが子のように見守っています。飛び立った後は寂しい日々が続きますが、また来年に向けて気持ちを切り替えています。本年度は野鳥の会の皆さまにも見守っていただきうれしいかぎりです」とチーフの梶原さん。
同店は当支部の事務所の近くにあり、会員もよく利用していたことから、その見守り活動が伝わって今回の感謝状贈呈となりました。