京都支部の会員誌『そんぐぽすと』235号(4月~5月号)を発行しました。
今号の特集は、桜満開の時期に合わせて「花と鳥」。花の蜜を吸う鳥、花弁や蕾を食べる鳥など、日本だけでなく世界中の種類について花との関係を解説しています。
「バードウォッチングの起源」では、アメリカでオペラグラスを使った野鳥観察がルーツであること、Bird Watchingという言葉は1902年にイギリスの鳥類学者が初めて使ったことなどを紹介しました。
また、「鳥の別名」では、「水辺の貴婦人」「飛ぶ宝石」「草原のジャズシンガー」など面白い別名のほか、アメリカやカナダでの鳥の別名も紹介しています。
さらに、有名人バードウォッチャー・シリーズ「私もあなた方の仲間です」では政治家をピックアップ。米国大統領のフランクリン・ルーズベルトやジミー・カーターをはじめ、日本の政治家についても言及しました。
このほか、天ケ瀬ダム湖におけるヤマセミの繁殖調査報告、江戸時代の迷鳥、古代壁画に描かれた絶滅種などの記事も掲載。コロナによる探鳥会中止が続いているため、オンライン探鳥会でリカバーしていますが、支部報も36ページに増頁し、情報満載でお届けしています。広報部