メニュー 閉じる

山間園路を歩き、秋の訪れを見つける

    カワセミの古巣を観察

 この時期としては寒い朝となった。国際会館駅集合地点には初めての顔、おなじみの顔が集まり、昨年2月以来20カ月ぶりの宝が池探鳥会が始まりました。

    コバノミツバツツジのトンネル

 挨拶の後、今日のコースの説明、そしてコロナ感染対策をお願いしてスタート。このところの寒さで、メタセコイヤも黄ばみ、岩倉川の川面には少し水蒸気も上っています。ここではキセキレイ、オオバンの姿がみられました。

    東山を登る

 園東側の憩いの森から山間園路へと山道に入ります。尾根の途中から左手に比叡山がすっきりと望めます。カワラヒワの群れを見て、最後の急な山道を頑張ると園の最高地点東山186m山頂です。カケスの声が聞こえてきました。
 五山送り火「法」の点火台を見下ろす地点では、京都市内の展望を眺め少し休憩。鹿避けのゲートをくぐり、コバノミツバツツジのトンネルを通り、園路分岐点に到着。この辺りではアベマキ、コナラのどんぐりを拾いました。
 梅林園方向に下り、宝が池駐車場に着きました。ここでトイレ休憩。池にはマガモ、カルガモ、カワセミ、対岸近くにホシハジロ、キンクロハジロがいました。

    枯れ木にコゲラが  

 池を右回りに歩き、カワセミの古巣を見て北側のショウブ園に到着。コゲラが池中に立つ枯れ木をつついていました。
 岩倉川の終了地点に来ると冬鳥のジョウビタキ雄が出て解散となりました。
 今日は特に担当のOさんの解説で、コース途中に見られる野鳥の好む木の実に注目して歩きました。
          宝が池山間園路探鳥会 2021年10月24日(J)

●見聞きした鳥
マガモ16、カルガモ8、ホシハジロ2、キンクロハジロ1、キジバト2、カワウ3、アオサギ1、オオバン1、トビ3、カワセミ2、コゲラ4、カケス1、ハシボソガラス、ハシブトガラス1、ヤマガラ10+、シジュウカラ10+、ヒヨドリ、エナガ20+、メジロ20+、ジョウビタキ♂1、スズメ10+、キセキレイ1、セグロセキレイ4、カワラヒワ8、ドバト 25種

●野鳥の好む木の実
カラコギカエデ、カツラ、アオハダ、アベマキ、コナラ、アラカシ、カキノキ、カラスザンショウ、アカメガシワ、アキニレ、ハナミズキ、ネズミモチ、エノキなど

    送り火「法」を見下ろす

                 次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

カテゴリーの最近の記事