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『そんぐぽすと』227号(12月~1月号) 

 京都支部の会員誌『そんぐぽすと』227号(12月~1月号)を発行しました。

 今号の特集は「鳥の価値」。生物の価値を経済学的に捉えようという視点(TEEB)から、鳥の価値について考えます。ツバメの巣やダウンウェアなど食料や衣料の素材としての価値、芸術やバードウォッチング、ハンティングなど文化的価値、種子散布や害虫駆除など環境を調整する価値、3つの分野で具体的な金額を提示しながら鳥の価値を測ります。また、バードウォッチングの経済的な価値についても、いくつかの報告を紹介します。
 また、今年の巨椋のシギ・チドリの飛来状況を報告した「REPORT巨椋のシギ・チドリ2020」をはじめ、桂川における越冬イワツバメの記録、タマシギの繁殖記録など観察報告も掲載しました。 

 さらに、ナスカ地上絵の鳥の種類が同定された話、絶滅した珍鳥ドードーが日本に持ち込まれた話なども紹介しています。

 今号から「野鳥画の系譜」をスタート。今号の花鳥画に続いて、以降、浮世絵、博物画、ワイルドライフアートとシリーズ展開します。定番のコラムでも多彩な記事を掲載しています。広報部

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