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里山の冬鳥を見よう

 新型肺炎で世の中が騒がしくなっていますが、予想を上回る40名が集まりました。このうち一般参加が9名、高知県などの遠くの支部からの参加もあり、桃山御陵探鳥会の知名度が上がっているのかもしれません。
 今シーズンは例年より特に鳥が少なく、目玉となる鳥は下見でもなかなか見つかりませんでした。担当としては不安混じりの出発です。

 一昨年秋の台風による倒木の整理が済んで、明るくなった場所が増えるなど、日陰を好む鳥の環境はずいぶん変わりました。一方、空が広くなったことから頭上を何度も飛ぶノスリに足が止まります。
 午前中は特に珍しい鳥が出ない代わりに、皆さん懸命に鳥を探してそれぞれに楽しんでおられたようです。

 伏見桃山城で昼食後は、城内でカワラヒワやアトリを見て、北堀公園に移動するとようやくエナガ、ヤマガラが現れるも、ルリビタキは空振りに終わり残念でした。
 それでも、鳥合わせでの種類は昨年を大きく上回りました。おだやかな天気で、ウグイスの初音が聞けるなど春の訪れを実感する一日でした。            桃山御陵探鳥会 2020年2月2日 plover

●見聞きした鳥 天候:
キジバト10、アオバト1、カワウ1、アオサギ2、ダイサギ1、トビ3、ハイタカ1、ノスリ3、コゲラ3、モズ2、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ5、シジュウカラ5、イワツバメ5、ヒヨドリウグイス2、エナガ10、メジロ50、シロハラ5、ツグミ50、ジョウビタキ5、イソヒヨドリ1、スズメ3、キセキレイ1、ハクセキレイ1、アトリ1、カワラヒワ10、シメ5、アオジ5  30種

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