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ものさし鳥をじっくり

 植田光弘さんによる「羽根講座」の第12回は「物差し鳥」。
 スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハト、カラス、トビの羽根や脚の標本が次々に出てきます。
 身近な鳥ですが、羽根1枚の模様でスズメの年齢が分かるとか、トビなどタカ類の羽根には寄生虫がいっぱいなのにカラスの羽根には寄生虫がほとんどいなくて奇麗とか、鳥の遺体を解体して羽根を採集する植田さんならではの知見が披露され、参加者は「へ~、知らんかった」とうなずくばかり。

 事前の連絡どおり、参加者が巨椋で拾ったタシギの遺体が持ち込まれ、参加者が興味津々で注目する中、植田さんが点検して「くちばしが折れていますね」。車にぶつかって落命したようです。
 図鑑や本には書いてない、羽根コレクターの実感から出てくる話は、毎回新鮮です。   室内例会 羽根講座 2019年10月5日 K.S wrote

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