今回のヤング探鳥会のテーマはタカの渡り。アクセスがよく、渡りのメインコース上にある男山展望台で開催しました。
前々日、前日に中部地方で今季一番の数が渡っていったこともあり期待が高まります。
展望台で早く見たい気持ちを抑えつつ、まずは関西広域の地図を使ってタカの渡りについてざっくり解説。ここではタカの渡り調査チームが昨年のデータを基に作成した資料がとても役に立ちました。タカの渡りのイメージが少しでも伝えられたかな。
いよいよ展望台でタカ探し。遠く長岡京市あたりの空に3羽のタカが旋回しているのが見えます。ハチクマかな? タカが出た時の目印となる建物を事前に決めていたので、遠くても皆さん自力で双眼鏡の視野に入れることができたようです。
しかし、その後は単独で渡っていくのがたまに見つかるのみ。中部地方で飛んだ大量のタカたちは一体どこにいるのだろう?
ノスリやミサゴ、チョウゲンボウ、トビは展望台すぐ近くを飛んでくれましたが、結局サシバは確認できず、ハチクマも全て遠くて満足のいくタカ見とはなりませんでした。まあ仕方がない。期待した日に外れてしまうこともタカの渡りの奥深さでしょう。
でもやっぱり見たかったな圧巻のタカ柱。 Young探鳥会in石清水八幡宮 2019年9月16日 S.Y wrote
●見聞きした鳥 天候:
キジバト、ミサゴ、ハチクマ、トビ、ノスリ(1)、コゲラ、チョウゲンボウ(1)、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、メジロ、スズメ、キセキレイ(2)、カワラヒワ、ドバト 19種
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