38℃の猛暑日。少し温度が下がった夕方とはいえ、西陽が差す中、総勢75名が向島駅から宇治川堤防に向かいました。
一般の方が50名も参加されたので、堤防の日陰で本部のパンフレットと支部のレジュメを使って、ツバメの生態や集団ねぐらを丁寧に説明しました。
その後、観察場所である広大なヨシ原へ移動し、今回の特別企画であるヨシ笛の演奏を行いました。
演奏者は会員のTさんご夫婦。日本の童謡や南米の民族音楽などをヨシ笛の二重奏で披露していただきました。
Tさんは気象にも詳しく、西の空にできた直線的な青空空間(写真)は「薄明光線」という現象とのこと。
ツバメが集まり始めたのは7時前。例年より若干少なめですが、大群が堤防に向かって飛んでくると、あちこちから「わ~! スゴ~い」という声が上がります。ヨシ原の上を流れるように飛ぶツバメをスコープで見た方は、「流しソーメンみたい」。
一方、空で乱舞するツバメは「ゴマをまいたみたい」。「身近な鳥がこんな生態を持っているとは知りませんでした。感動しました」とおっしゃる方もあって、参加者それぞれがツバメの乱舞ショーを楽しまれたようです。
宇治川ツバメの群舞観察会 2019年8月4日 K.S wrote
●見聞きした鳥 天候:
ツバメ、スズメ、カワラヒワ、ウグイス、ムクドリ、ダイサギ、アオサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、メジロ、セグロセキレイ 12種
薄明光線
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薄明光線というよりは、反薄明光線のようです。