コースや出現鳥の種類、個体数は12月とほぼ同じで、大覚寺の中もあまり変りなく立ち入り禁止の所もそのままです。ただ従来ならヒドリガモが私たちのそばまでくるのですが、今回は雄のオナガガモが1羽きて「オッサン達、餌をくれないのかよ」といわんばかりにこちらをじっと見ていました。
直指庵への道を東に行った小さな池ではハシビロ4羽とホシハジロ雌が1羽ゆっくり動いています。、ご陵さんの手前の植木屋の大きな石に付いているコケや地衣類が見られるのも毎回楽しみの一つ。今は地衣類のアカミゴケが元気。
畑ではモズが早にえのそばに現れました。広沢の池に着くとアオサギが1羽出迎えてくれました。池にはまだ水がなくカルチドリやケリが多い。しかし秋にたくさん見られたスズメやムクドリの群れが見られない。イネの落ち穂やセンダンの実を求めて移動しているのでしょうか。群れを作るのは情報収集と、敵に襲われたときに自らは助かる拡散効果を狙っているのでしょうか。3年前の冬、桂川で500羽あまりのスズメの群れを見ています。
広々とした北嵯峨の田園は春を待ちわびているようで、2月の北嵯峨が楽しみです。 北嵯峨平日探鳥会 2019年1月17日 ある生物学徒
●見聞きした鳥 天候:
オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ケリ、イカルチドリ、ミサゴ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、イカル、バン、ハシビロガモ、イソヒヨドリ、ツグミ 36種+ドバト
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