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室内例会「落語の中の鳥」

 8月に続いて第2弾を開催しました。参加者は少なかったものの、全員が前回の参加者。みなさん、落語がお好きなようです。最初の演目は桂米朝の『雁(がん)風呂』。松に雁という不思議な絵を説明したことで貸した金が戻ることになった商人の話で、オチは「カリガネの講釈をして貸し金が戻る」。2題目は、三遊亭円生の『鶉衣(うずらごろも)』。江戸時代、ウズラの羽衣を継ぎはぎの着物に見立てて貧乏な浪人を「鶉衣」と呼んだそうで、その浪人の飼っているウズラをめぐる人情ばなしです。最後は桂米朝の『抜け雀』。無銭宿泊者が宿代の代わりに描いた雀(すずめ)の絵、朝になると雀が飛び出し、絵に戻って来る。それが評判になって千客万来。大金で買おうという大名も現れるという話。落語らしい奇想天外な展開と、米朝ならではの品のある笑いを楽しんでいただきました。終了後、自然に鳥談義が始まり、予定時刻を30分以上過ぎて解散しました。                            室内例会「落語の中の鳥」2018年11月10日 K.S wrote

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