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南へ渡る夏鳥と早着の冬鳥

 空は秋晴れ、担当者を含めて28名が集まりました。開始直前に見たチョウゲンボウは飛んでくれず、鴨川左岸を南下してイソシギとサギ類、オナガガモを見ました。上空のツバメとコシアカツバメ、イワツバメはまだ大きな群れではありません。
 高野川左岸をさかのぼり。水量は落ち着きましたが野鳥は少なめ。セグロセキレイが活発で、ダイサギは近くで観察できました。
 今日は会員の方の知り合いでフィリピンからの女性が参加されました。参加者で英語が得意な女性が3名おられたので通訳していただきました。
 世界文化遺産の下鴨神社ではカラ類やイカルなど普通種と出合えました。台風による倒木のため通行不可箇所もあり、コサメビタキなどの夏鳥とは出合えず、オオムシクイを一見したのみで終了。ここまで26種で個体数もまだ少ないです。

 賀茂川左岸エリアに転じ、ごく少数ですがコガモとヒドリガモを発見。右手の並木に夏鳥が見当たりません。それに主役であってもよいノビタキも登場せず。京都野鳥の会の方とすれ違いましたので聞いてみると、朝9時半に1羽見かけたとか。
 京都府立植物園に入り、まずキンモクセイとギンモクセイの匂いを比べてもらいました。ここでも夏鳥には出合わず。居着きの野鳥カメラマンから朝はキビタキ雄がいたとか、今日はエゾビタキがいないとか聞きました。
 午後2時になったのでフジバカマの咲いている所に急ぎます。アサギマダラが2頭いてくれました。Oさんから雌雄の違いなどの説明を聞きました。皆さん夢中で、しばしアサギマダラの撮影会となりました。          下鴨神社平日探鳥会 2018年10月3日 TM wrote

●見聞きした鳥 天候:
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、オオムシクイ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ 31種

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