快晴の下、京阪交野線の終着駅「私市」には10人が集まり、会場である大阪市立大学付属植物園の中には車組の2人が待っておられました。鳥はもちろん木や草や虫も観察するので、目や耳が忙しくなかなか前に進みません。目では花を見ながら、耳では植物博士のKさんの説明を聞きつつ、鳥の声も聴くという五感全開の観察会です。
ムラサキシジミ
昨年は虫に詳しい担当者がいなかったので説明できなかったのですが、今回は虫博士のOさん、チョウ博士のGさんも参加され、自然観察会としては京都支部最強のメンバーがそろいました。植物も虫も、参加者の疑問や質問にはほとんど答が返ってきます。
ありがたいことに、鳥の方も昼食場所のユリノキ広場ではサンコウチョウが鳴き、林内でホトトギスやオオルリの声が聞こえてきました。いずれも、この自然観察会では初めて。
ササユリなど植物の花は約25種類、チョウやガではムラサキシジミやオオミズアオなど20種類以上、その他ジンガサハムシなどの甲虫、クロスジギンヤンマなどのトンボ、さらにはマムシまでたくさんの生物が観察できました
オオミズアオ
担当者を含めて15人という少人数でしたが、最初から最後まで会話が途切れず、冗談が飛び交う和気あいあいとした観察会でした。 私市自然観察会 2018年6月2日 K.S wrote
●見聞きした鳥 天候:
ホトトギス、コゲラ、サンコウチョウ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、オオルリ、スズメ、カワラヒワ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ 18種
ササユリ
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