寒いものの晴れ渡った木曜日、京阪宇治駅には16名のバーダーが集まりました。今日が探鳥会デビューという方がある一方、探鳥旅行のために約3週間日本に滞在中のアメリカの女性も…。たまたま英語に堪能な方が参加されていたので通訳をお願いしました。
ごあいさつの後、早速カワセミやジョウビタキが登場し、幸先のいいスタートとなりました。下見でも確認し、数日前にクロガネモチに鈴なりだったというヒレンジャクを探して平等院周辺を歩きますが、声も姿もありません。後半のヤドリギポイントに期待して、宇治川上流へ…。
ここではホシハジロ、キンクロハジロなどカモ類を上から目線で眺められます。折り返し点の吊り橋付近で、対岸の山の枯れ木に止まる白い鳥を発見。ミサゴかオオタカか意見が分かれましたが、じっくり観察してオオタカと同定しました。
その直後、ハイタカとノスリが現れて猛きんショーとなりました。この探鳥会の定番カワアイサも、ようやく吊り橋の上流で雄1羽を発見。探鳥会デビューの参加者もカリフォルニアのバーダーも大喜び。
右岸で山の鳥を探しながら歩き、下見でヒレンジャクが採餌していたヤドリギの下で鳥合わせをしました。結局レンジャクは見られなかったものの、鳥合わせの最中にミサゴが頭上を飛んでくれました。
解散後の抹茶カフェは予定していなかったのですが、参加者のリクエストに応じて希望者を募ったところ7名が挙手されました。前回のように、抹茶スイーツや茶そばをいただきながら、鳥談義に花を咲かせました。 宇治平日探鳥会 2018年2月22日 (S)
●見聞きした鳥 天候:
オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ベニマシコ、イカル、ホオジロ 42種
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