家を出る時は鉛色の空に雪がちらちら降り出したのですが、八幡市に着くと青空。「八幡市」駅前には多くの参加者が集まり、それぞれ新年のあいさつを交わす声が聞こえてきます。人通りも多くなってきたので、踏切を越えた空き地に移動し、朝のあいさつと、今日のコースを説明しました。
白く煙る西山を見ながら御幸橋を渡る途中、雪雲が来ましたがすぐ通り過ぎ、日差しが戻るとほっとします。桂川左岸の自転車道を歩くと、今日はひときわ多くの自転車が通ります。小畑川合流点でカワアイサの群れが見られました。引き返して左岸を下流に歩くことにしました。河畔林の中では、イカルの群れといっしょにシロハラ、ツグミが混じって餌をついばんでいました。昨年秋の台風で倒れた大きな木が、あちこちに横たわっています。
コンクリートで固めた中州の広場を過ぎ、桂川の荒瀬が見えるいつもの終着点に着きました。ここでは、秋の台風で中州が大きくえぐれ、もう少しで中州を分断しそうな勢い。引き返して、風が防げる林の中で鳥合わせをしました。今日は、タカ類やハヤブサ類も出て、49種を数え終了しました。最後に桂川鳥類生息調査員の募集案内をして解散しました。 新春三川合流探鳥会 2018年1月3日(J)
●見聞きした鳥 天候: 晴れ時々曇り
キジ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、イカル、ホオジロ、アオジ 49種
次の観察会は「探鳥会案内」をクリック