京都支部の“鳥初め”となるこの探鳥会。天気に恵まれ、47名もの方が参加されました。中には、昨年も参加されたベビーカー連れの5人家族、カタコトの日本語を話す台湾の方も。
「おめでとうございます」の後、スタート早々にカワセミが登場。少し遠いものの、みなさんにじっくり見ていただけました。さらに、しばらく農道を歩くと電柱にチョウゲンボウらしき鳥がいます。スコープでよく見ると背中が青い。巨椋でも見ることの少ないコチョウゲンボウです。参加者にはうれしいお年玉となりました。その後も、ミヤマガラスやニュウナイスズメなど、巨椋ならではの冬鳥が次々に登場します。
日当たりの良いいつもの場所で昼食タイム。近くの京都府警のヘリポートにお願いしてトイレを利用させていただきました。
お正月らしいラッキーな出会いは午後も続きます。まず、上空をハイタカが飛び、「オオタカが出てくれたらいいのにな~」というと、注文どおりオオタカが登場。しかも、白さがまぶしい成鳥です。ハイタカとオオタカの2ショットも見られ、識別の説明にピッタリ。
越冬中のアオアシシギを見るべく古川の堤防に上がったものの、先頭グループがちらっと見ただけですぐに飛去したとのこと。あきらめて引き返すと、上流部にも1羽いました。今度は全員がじっくり観察できました。
お約束のチョウゲンボウは7~8回登場し、猛きん類・越冬シギ・小鳥たちも堪能でき、向島駅までの3kmほどの道を軽い足取りで帰りました。 新春巨椋探鳥会 2018年1月2日 S
●見聞きした鳥 天候:
オカヨシガモ、オナガガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、ケリ、イカルチドリ、タシギ、アオアシシギ、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、カワセミ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン 41種
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