メニュー 閉じる

秋の鳥たちを探します

 下鴨神社平日探鳥会に参加しました。今日は副担当です。水鳥の渡来には3~4週ほど早く、歩きながら樹間の夏鳥をキャッチするのは困難と思い、プロミナーの代わりに植物、水辺の昆虫、蝶の図鑑を持参しました。担当共で18名の観察会になりました。空模様が微妙でしたが雨には降られませんでした。湿度が高く終日むっとした暑さです。常連さんの他、3名ほど初心者がおられましたが、男性の方は昆虫などに詳しくお互いに質問し合う時間も楽しみました。持参の図鑑が役立ちました。

 鴨川デルタでダイサギと他のサギ類、コサギの識別から始めました。カルガモやセグロセキレイを観察して高野川右岸をさかのぼります。アオサギが何と鮎を2匹もくちばしに挟んでいます。川沿いの有名料亭だとかなりの値段ですね。
 世界遺産の下鴨神社はひっそりとしています。セミの声も随分弱く、イカルが徐々に山から戻って来ました。コゲラやカラ類と出会いましたが個体数が少なく、隊列は行進するだけで夏鳥との遭遇はありません。鳴き声がないので、しばらく立ち止まらなければ夏物をキャッチするのは難しいですね。第一回鳥合せは22種で終了。
 賀茂川左岸でイソシギが複数羽飛び、曇り空に少ないながらツバメ、イワツバメ、コシアカツバメを認めました。当地では珍しくセッカの声も確認出来ました。ここまで見たトンボはシオカラトンボ、チョウトンボ、ウスバキトンボ、特にハグロトンボの多さが目立ちます。私にとってハグロトンボは不吉なイメージがあり、お盆の頃に死者の魂を運んでくるとも言い伝えられているそうです。
 植物園は人影少なくカワセミ目当てのカメラマンも1名のみ。そのカワセミの声を追加して出現鳥は27種で終了。予定よりも1時間半も早く解散となりました。                                下鴨神社平日探鳥会 2017年9月6日 T.M wrote

●見聞きした鳥 天候: 
カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル 27種

                 次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

カテゴリーの最近の記事