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鳥の歌~鳥にまつわるギター音楽~

京都支部の室内例会Birder’s Caféでは、これまで鳥と音楽をテーマにした講座をクラシック音楽で2回、ジャズで1回開催してきました。1月21日(土)に行われた音楽シリーズ第4弾はギター音楽、しかも生演奏付きです。講師は、支部会員でクラシカルギター歴50年以上のTさん。
まず、ギターという楽器の特性と鳥の鳴き方の説明の後、スペインのカタロニア民謡から『鳥の歌』『うぐいす』などが紹介されました。そして、有名なナルシソ・イエペスの『禁じられた遊び』も生で演奏していただきました。

また、誰もが一度は聞いたことのある『ラ・パロマ(スペイン語でハト)』、それを編曲したタレガの作品『アルハンブラの思い出』など生演奏が続きます。支部事務所はライブカフェのよう。
さらに、日本のギタリスト、山下和仁が演奏するサン・サーンスの『白鳥』、村治佳織が演奏するロドリーゴの『春の小鳥』をオリジナル音源で聴かせていただきました。特に後者は、ギターで鳥の声を再現した珍しい楽曲とのこと。
そして、ハチドリがホバリングしながら蜜を吸う様子をギターで表現した『はちすずめ』という珍しい楽曲もオリジナル音源で紹介していただきました。

最後は、Tさんのテーマ曲である『森に夢見る』の生演奏。これを作曲したパラグアイのギタリスト、バリオスが民族衣装を着用し頭に鳥の羽根を飾って演奏したことにちなんで、Tさんもアカショウビンの羽根を飾った南米柄のヘアバンドをつけて演奏されました。

参加者の中には、「事務所に来るのは初めて」という若い女性が3人。そのうちの1人は、「ギターを習いたい」とのこと。Tさんや、当日参加されたギタリストの会員からいろいろアドバイスを受けていました。

鳥にまつわるさまざまなギター音楽だけでなく、誰でも聴きたいギター音楽の定番も生で楽しめる贅沢な室内例会でした。
なお、「鳥と音楽」シリーズの第5弾は「鳥とビートルズ」と題して4月2日(日)に行う予定です。ビートルズの曲をはじめサイモン&ガーファンクルの『コンドルは飛んで行く』などを取り上げます。            室内例会Birder’s Café 2017年1月21日 K.S wrote

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