メニュー 閉じる

オオバン

 鴨川、四条大橋は毎日のようにわたる。ここからの北山の眺めが好きだ。昨年、11月に入ってからだったか、少数のカモやサギに混じって一羽のオオバンを見つけた、さかんに潜水を繰り返し、たぶん水中の藻などを食べているのだろう。個体識別ができているわけでもないのだが、それからずっとこの一羽はいる。

 2016年もおしつまった頃、先斗町の公園まえあたりでは7羽を数えた。丸太町あたりでもみられたらしい。同年、岡崎疏水では20羽近くをみているし、伏見あたりの疏水にもいるということだ。
 受け売りだけど琵琶湖での繁殖が確認されたのが1980年代、今では大津あたりでも大きな群れに出会うことができるし、関西各地の河川や池でも普通に生息してるのだが、少なくとも、私が知るかぎり鴨川中流域には昨年初めて入ったようだ。

オオバンFulica atra (英名:Coot) ツル目クイナ科(日本産は基亜種F. a. atra)
別名: おほあし(宮城)、はげばん(新潟)、かわからす、くろどり(大阪)、あほうどり、やぶにわとり(岡山)、どうばん(高知)、ばん(熊本)、ばんがも(宮崎)、からすばん(鹿児島)、こめる、ふうこもち(奄美)、あかぐちぐみる、ほーほーどうい(沖縄島)

                次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

カテゴリーの最近の記事