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野鳥撮影をもっと楽しむには!

 11月13日(土)に支部事務所で野鳥撮影をテーマにした「バーダーズカフェ」が行われました。講師は、日本野鳥の会や鳥類保護連盟のカレンダー、各種の図鑑やムックに作品を提供され、Nature’s Best Photography Asiaの鳥部門でも入選された野村明さん。そのご本人がご自身の写真を題材にして被写界深度の話をしてくださいましたのでご紹介します。

 スズメたちが円形に並んで止まった面白さに気を取られて、あわててシャッターを押した。その時の絞りは開放だったために、後方に並んだスズメは被写界深度外となりボケてしまった。もっと絞って、スズメたち全員にピントが合ってれば、もっとスッキリと面白い写真となったのにと思うと、残念。シャッターを押す前に、今一度確認を!

 電線に平行して撮れば、幼鳥の全てにピントが合うが、親は常に背中向きばかり。そこで、手前から後ろの幼鳥全てにピントが合う被写界深度内を意識して、電線斜めに移動。餌運びの親がその被写界深度内に飛来したときにシャッターを押した。ところが、餌運びの親を見た幼鳥が飛んで来て、後方被写界深度外の電線に止まったために、カメラに向いて口を全開して夢中におねだりするポーズがボケてしまった。もっと接近して被写界深度内の電線に止まってくれていたら、この子にもピントが合って、幼鳥全ての賑わしく、われ先に餌を求める幼鳥たちの生き生きとした写真になったと思うと残念。

 休息用の止まり木には4羽しか止まってなかった。横木に平行して、全てのドバトが被写界深度内となるようにカメラを設置。少し数が少なく淋しいと待つと、2羽が接近したが、横木に止まることなく、通過した。
幸い被写界深度内だったので、2羽もの同時飛行にピントが合った。もし被写界深度外の飛行なら、ボケてしまい「静」の世界と、「動」の世界がぴったり写し込めなかったでしょう。運も味方に。
                  室内例会 2016年11月12日  

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