今は見る影もないけど、よく歩いた。探鳥地さがしなんだが、と言ってもあれこれ人と話すタイプじゃないので、雲を掴むようなもの。思いついたのが電鉄会社主催のハイキング、関西一円、くまなく回ってみた。
近鉄の担当者さんなんか、むこうから話しかけられるほど通い詰めた。特にこの会社は解りやすいイラスト入りハイキングマップが用意されていて、大きな駅では自由にとれるようにもしている。しかし、対象は観光ポイント、それを歩いて巡るための一般的なもの、そこへ自然情報を頭のなかで織り込んでゆくことになる。私にとっては実に楽しい時間であった。
それで探し当て、支部のメジャーな探鳥地のひとつとなったのが、なんちゅうことはない、奈良公園である。ワシタカもいいし、その頃は大仏殿の裏あたりで、マヒワがよく観られてたのも決めた理由かも知れない。年末、みなさんにちょっと暇ができそうな時期を選んだ。毎年、楽しみにされている方もおられたようだ。平均的な出現鳥リストをつけておこう。
●見聞きした鳥 天候: 晴れ時々曇り
カルガモ、コガモ、カイツブリ、ドバト、キジバト、アオバト、カワウ、トビ、オオタカ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、イカル 30種 奈良公園探鳥会 2013年12月28日
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