快晴の探鳥日、半袖の人も目立ちます。カモのいない大沢の池には前回、親の背に乗っていたカイツブリの雛が今は親と採餌の最中。ツバメが水面をかすめていく、赤い小橋のたもとの白いスイレンが美しい。昨年ほぼ同日にはすでにアオバズクの♂が抱卵を見守っていたが、大勢で大木の周りを探しましたが見つかりませんでした。
浮島の周辺の木に今年生まれたシジュウカラの幼鳥が親と採餌の学習中。赤い心経宝塔のムクドリのアパートにはすでに雛がかえったのかキュルル、キュルルとうるさく啼きながら出入りが激しい。御寺を後に菱の葉の一杯の池を過ぎ、ヒヨドリの囀りを聴きながら御陵で小休止。
いよいよ開けた畑へ出る、目の前をツバメが飛び交いとモズが出迎えてくれます。と誰かが「キビタキの啼き声」とさけぶ。間もなく始まる田植えの準備に水をたたえた田んぼが続きます。廣澤の池の前でケリの交尾が見られ、又カルガモが畑のあぜ道で座ったまま。鳥達も今大切な繁殖の時期です。
廣澤の芦原を望む東屋に来るとミサゴの代わりにオオヨシキリが柳の木で迎えてくれましたギョギョシ、ギョギョシと。広い池の中央で、ここでも今年生まれたカイツブリの雛が親から餌をもらっていました。ここ北嵯峨でもあちで新しい生命の営みが見られホッとする探鳥会でした。 北嵯峨平日探鳥会 2016年5月19日 N.H wrote
●見聞きした鳥 天候: 晴れ
カルガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ケリ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル 28種
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