メニュー 閉じる

いよいよ待ちに待った夏鳥たちの季節

 寒波の襲来もなく、季節外れの夏日にもならず、まずまずの探鳥日和になりました。前回に引き続き、鷺森神社、修学院離宮、赤山禅院を経由して梅谷に入るコースです。8時15分、ちびっ子2名を含めた総勢22名が叡電修学院駅前を出発しました。歩き始めて間もなく、病院の屋上にイソヒヨドリを見つけ、幸先のいいスタート。

 桜と楓のトンネルを抜け、鷺森神社の境内に入ると、昨年と同様、この辺りでは評判の名ウグイスがお出迎え。漸くほころび始めた淡い緑色の桜「御衣黄」の前で脚を止め、暫し観賞。今日の陽気なら昼頃には三分咲きになりそうだ、などと話しながら民家の間を抜け、修学院離宮の表門に向かう。離宮内の咲き揃った菜の花畑に平和な春の訪れを感じる。

 参加者の一人が、赤山禅院の石の鳥居の近くで ニュウナイスズメを見つけた。満開の桜の花びらの間に見え隠れする小さい鳥がスズメでないことを確認した凄ワザに我々一同拍手喝采。
 梅谷に入り薄暗い杉木立を抜けると急に明るくなる。この季節の新緑は息を呑むほど美しい。耳を澄ますとヤブサメと センダイムシクイの声。オオルリの囀りも微かに聞こえる。多くの参加者がコマドリの姿を見ることが出来た。中には撮影に成功した幸運な方もいた。来た道を引き返し、11時45分に鷺森神社に到着。そこで鳥合わせをし、12時に解散となった。鳥の個体数は少ない印象でしたが、種類は意外に多く、全部で34種になりました。穏やかな天候にも恵まれ、いい探鳥会になりました。         梅谷川早朝探鳥会 2016年4月10日 Y.I wrote

●見聞きした鳥 天候: 晴
キジバト、カワウ、トビ、ハイタカ、コゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハソボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、コガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、コマドリ、イソヒヨドリ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、アオジ 34種

             次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

カテゴリーの最近の記事