エナガが木々の間を飛び移り、それに混じってコゲラやシジュウカラ。芝生の上にはハクセキレイ、それにツグミやシロハラも。“今日は鳥の活性は高いぞ”と思わせてくれる集合でした。しかし、岩倉川沿いに高野川の合流点まで行っても、小鳥の声も聞こえず、カモも見えません。いこいの森ではルリビタキのメスを見ることができたそうですが。
やはりこの探鳥会の主役はオシドリ。この冬は3ペア6羽と数は少ないながらも心を満たしてくれます。12月よりも衣装が美しく艶やかになったように感じました。カイツブリのオスが夏羽になってきました。首が赤褐色になり、嘴の付け根の白斑もはっきりと見られます。キンクロは今年も昨年に引き続き入ってくれないまま冬は終わりそうです。
松ヶ崎寝子ヶ山では柵の向こう側に数頭のシカ。どちらにシカはいるべきなのか、皆さん疑問を持ちながらも答えは出ないままでした。
プリンスホテルの脇を通り抜け、岩倉川に出ると、イカルの群が探鳥会を締めくくってくれました。野鳥の(絶対)数は少ないなと感じたのですが、鳥合わせをしてみれば33種と、普段に比べても少なくない探鳥会でした。 宝ヶ池平日探鳥会 2016年1月28日 Y.I wrote
●見聞きした鳥 天候: 晴れ
オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、コサギ、トビ、コゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル 33種
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