メニュー 閉じる

疏水端 200mの自然

 京阪、伏見稲荷駅から商店街を東へ向かうとすぐ疏水、ここのところひと月ほど、その川端を200mほど毎日歩いている。ほとんど水はないし、水鳥もいないだろうし退屈な道だ。平行する JR奈良線との間に僅かな草木があるていど。カラ類には会えるかな、ぐらいに考えていた。

 ある日、ちょっと見慣れないサイズの鳥が川底を水平に飛んだ。「なんやってんやろ、あれ」、それからだんだん興味が沸き、注意するようになった、目立つのはセキレイ類とスズメ、がそれだけではなかった。

 ジョウビタキ、メジロ、シジュウカラ。来ないだろうとしていた、サギもきっちり、アオサギ、ダイサギ、コサギの3種類がなにかを食べていた。小さな雑木の根元にはシメ、ハシブトガラスの巣もあるし、上空には例にもれずトビ、枝先にツグミ、ヒヨドリ、茂みからはウグイスの声もする。

 「鳥みる目」を持ち合わせていると、こんなとこでもちょっとした探鳥会、楽しいやないですか。

●見聞きした鳥
アオサギ, ダイサギ, コサギ,トビ, ハシボソガラス, ハシブトガラス, シジュウカラ, ヒヨドリ, ウグイス, ムクドリ, メジロ, ツグミ, イソヒヨドリ, スズメ, キセキレイ, ハクセキレイ, セグロセキレイ, カワラヒワ, シメ, カワラバト 20種

             次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

カテゴリーの最近の記事