朝から抜けるような青空、風もなく春のような陽気の八幡市駅前には多くの参加者が集まりました。木津川を御幸橋で渡る途中、上流の木立にノスリが止まっていました。またカワアイサの群れや、ジョウビタキが近くに止まって私たちを歓迎してくれました。
宇治川を渡るところでは、ベニマシコ♂が飛んだのですが、残念ながら見られたのは一部の人だけだったようです。桂川左岸に着くとミサゴ、ハイタカ、オオタカが飛び、私たちを釘付けにしてしまいました。
桂川左岸に沿って下流に移動しました。この辺りは河畔林となっていて、シロハラ、ツグミ、シメ、イカルと、小鳥たちが次々現れます。この陽気のせいか、ウグイスがさえずりのような声を出してびっくりさせられました。
足元の花に気づいた会員が「オドリコソウ」が咲いていますと教えてくださいました。すると足元のあちこちに、花を付けています。
「オドリコソウは春の花なのに、早いですね」の声にうなづきました。
コンクリートの護岸広場で鳥合わせをしました。今日は、個々の数こそ少なかったのですが、種類は多く出現しました。全部で50種を確認し、解散しました。その後、残った参加者で、弁当を広げながら鳥談義を楽しみました。 新春三川合流探鳥会 2016年1月3日(J)
●見聞きした鳥 天候: 晴れ
キジ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ケリ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 50種
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