集合の休憩所には大学生5人、中国からの留学生というフレッシュなメンバーの参加もあって賑やかな雰囲気に。大学生は爬虫類・両生類にも詳しく、いろいろな蛇やカエル等に触らせてくれた。遠くにトケン類の声、梢で囀るオオルリ、サメビタキ、コサメビタキの大きな瞳にも釘づけになった。
夜、時々聞こえるヨタカの声をBGMに留学生とも鳥談義。お国柄で鳥の事情も随分違うものだと再認識。翌朝は予報に反して朝焼けもきれいで、夜明けに響く素晴らしい鳥時雨の中、アカショウビンの姿を発見。いつも声だけで、やっと出会えた情熱的な朱色の姿に感動もひとしお。
山頂を目指す途中、クロジの「ホイ―チイチイ」、ヒガラも間近で巣材を銜える可愛い姿を披露してくれた。飛翔したり木陰で一休みしたりするアサギマダラも。コルリの声を聴きながら山頂に到着。山頂では冠島までの絶景。
今回は衝撃的な爬虫類・両生類との出会い、異文化との触れ合いもあり、心に残る探鳥会となった。 大江山探鳥会 2015年5月23~24日 ヤマスズメwrote
●見聞きした鳥 天候: 曇のち晴
ヤマドリ、アオバト、ジュウイチ、ホトトギス、ツツドリ、ヨタカ、アマツバメ、ハチクマ、トビ、サシバ、アカショウビン、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、サンコウチョウ、モズ、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、センダイムシクイ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、トラツグミ、クロツグミ、コルリ、サメビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、クロジ、ソウシチョウ 46種
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