一般の方々が気軽に参加できるよう、バードウィークに鴨川でカルガモ親子の観察会を企画しました。
狙いは良かったと思うのですが、運悪く前夜からの雨が朝まで続き、天気予報は開催時刻の9時まで傘マーク。中止すべきか否か迷いながら現地に着くと、パラパラながら参加者が来られます。
会員3人、一般2人、担当者3人のこじんまりしたグループで、鴨川べりを上流へと歩き始めました。ところが、肝心のカルガモ親子がいっこうに姿を現しません。
水かさが増えて水流が速いので、草むらに隠れて出てこないようです。せめてアイガモの親子でも…と探しますが、姿を現すのは親のみ。
その代り、オオヨシキリが寄り州の草むらや公園の樹木で「ギョギョシ、ギョギョシ」と鳴いたり、イカルチドリやキアシシギが登場してくれました。
イカルチドリ(参加された会員が撮影)
道沿いに咲くトベラやセンダン、ウノハナ(ウツギ)の花も、「来年はきっと晴れるよ」と慰めてくれます。
トベラ
鳥合わせ終了後、担当のUさんが持参した羽根コレクションを広げて、見所の少なかった探鳥会をカバーしてくれました。 鴨川カルガモ観察会 2015年5月16日 K.S wrote
●見聞きした鳥 天候: 小雨後曇り
カルガモ、(アイガモ)、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イカルチドリ、キアシシギ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ 22種
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