雨はやんだが、風も冷たいあいにくの天気で、11名といつもより少ない参加者でした。
桂川に出ると、愛宕山も雲に隠れて見えません。でも来た甲斐がありました。
河川敷の畑で、モズの♀親から餌をもらう幼鳥を見ることができました。幼羽の個体が、羽をばたつかせて、親に餌をねだる仕草がとてもかわいいでした。
桂川の水面には、カンムリカイツブリの群れがいて、夏羽に変わっていました。
野草では、桂大橋の端から端まで、欄干の隅に咲くスミレがきれいでした。
桂大橋下流の草地にはシロバナタンポポ、そしてカンサイタンポポが絨毯のように咲きそろっていました。
桂川、天神川の間の堤防上の桜並木はソメイヨシノはもう散っていましたが、八重桜が見頃となっています。
また今日は、親に見守られているヒヨドリの幼鳥も見ることができました。最近の不順な天気でも、季節は進んでいるのですね。大きな魚を両足でつかんで飛ぶミサゴも見られました。
観察会レジメに掲載したハコベの話などは、Tさん、Kさんの丁寧な説明もあり、野草への関心を呼び起こすきっかけ
となりました。
鳥合わせの結果、野鳥34種、観察された野草も33種記録し解散しました。 春の桂川自然観察会 2015年4月11日(J)
●見聞きした鳥 天候: 曇りのち晴れ
キジ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ミサゴ、トビ、カワセミ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、イカル、ホオジロ 34種
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