しばらく前、京都御苑へ冬鳥観察に行ってきました。
今の時期、この都市公園で大きな群れを形成しているのはイカルかアトリ。地面に降りてカエデの種を食べ、人が近づくと一斉に樹上に逃げるという行動を繰り返しています。同じ仲間なので、食性も行動もよく似ています。
下はアトリの大群。よく見ると、餌を食べるというよりも、落ち葉をかき混ぜているだけの個体もいます。表面的には集団と同じ行動をしながら、実際には別のことをしている不真面目なヤツなのでしょう。私自身も覚えがあります(笑)。
昨年はトラツグミが少なかったですが、今年はあちこちで遭遇。合計7羽を確認しました。下の動画では大きなミミズを引っ張り出しています。人が近づいたので、樹上に“お持ち帰り”してゆっくり食べていました。
目当てのミヤマホオジロやアオバトには出会えなかったものの、「そろそろ帰ろうかな」と思った頃にルリビタキの成鳥オスが出現。これまで京都御苑ではメスタイプには何度も出会っていますが、青いルリビタキは初めて。今年はハッピーになれるかも。
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