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バレンタインデーの由来は鳥

もうすぐバレンタインデー。2月14日が男女の愛の日とされる由来は諸説ありますが、その一つには鳥がからんでいます。
平凡社の『世界大百科事典(第2版)』には次のように書いてあります。
「古代ローマの豊穣祭ルペルカリア祭Lupercalia(2月15日)はとくに鳥がむつむ日として祝われた。これがバレンタイン・デー(2月14日)の起りで、この日に鳥が愛をささやき始めるといわれる。また復活祭にEaster eggで遊ぶ習慣もここに由来するようである」。
また、これによく似た「2月14日はツバメがつがいになる日」という民間伝承もあって、そこから「この日に最初に出会った人が将来の結婚相手なる」という言い伝えが生まれたようです。
話はさらに発展して、「2月14日に見た鳥によって、その女性の結婚運が決まる」という俗信がヨーロッパにはあるそうです。
例えば、青い鳥を見たら幸福を与えてくれる男性と結婚する、というもの。2月に見られる青い鳥といえば、日本ではルリビタキかカワセミ。
下の動画は某所で撮影したルリビタキ。幸せな結婚がしたい女性はご案内しますので連絡してください(笑)。

    

ほかに、カラスなど黒い鳥を見かけたら聖職者か牧師と結婚する、というのもあります。さらに、イスカなら饒舌な人と、ゴシキヒワなら金持ちと、コマドリなら犯罪者と結婚するとか。とどめはフクロウで、2月14日にこの鳥を見た女性は結婚しない方がいいそうです。
何の根拠もない迷信ですが、チョコレートで大騒ぎしている日本人にはそれを責める資格はないですね。

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