まだバードウォッチングを体験したことのない一般市民やビギナー会員を対象に、岡崎の疏水沿いを散策しながらじっくりカモを観察しようという趣旨で始めたこの探鳥会。
昨年は参加者が少なかったのですが、今年は新聞3紙が情報を掲載してくれたためか、一般市民18人が参加。「10年以上前に買った双眼鏡を今日初めて使います」という女性や今年80歳という男性も。会員6名、担当3名を含めて27名でスタートしました。
最初のポイント、疏水記念館ではマガモ、ヨシガモ、キンクロハジロがのんびりと採餌しています。ヨシガモは肉眼でも十分なほど近くで見ていただけました。
さらにその手前にキセキレイが飛来。「初めて見た。きれい!」と歓声が上がりました。
約1時間、じっくり観察していただいてから、疏水沿いの散策路を動物園前→平安神宮の大鳥居前→みやこメッセ裏側へと歩きます。この曲がり角には、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロがたむろしています。
対岸の木にカワウが数羽止まっていたり、コゲラが飛んで来たり、カモ以外の鳥も見ていただきました。
終点の夷川発電所に到着したのは11時過ぎ。ここの広場で、事前にお願いしておいたUさんによる「ミニ羽根教室」を開催。参加者は特にオシドリの銀杏羽に目を奪われていました。
鳥合わせをした後、本部作成の「ミニミニ図鑑」や「バードウォッチング手帖」を配布しながら、お試し会員制度を説明したところ、6名の方が申し込んでくださいました。ありがとうございました。
寒波のためにスタート時点は寒かったものの、解散のころには太陽の陽射しが暖かく感じられました。
解散後、鴨川沿いに三条まで歩きながら、ダックウォッチングPART-2。疏水では見られなかったオナガガモ、コガモのほかユリカモメなどをご覧いただきました。
岡崎疏水探鳥会 2014年12月13日
●見聞きした鳥 天候 晴れ ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、メジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、 22種
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